金融庁は昨年(2013年)12月、業界団体との意見交換会において、人口予測から推計した10年後の地域市場の模様と地域銀行の総資金利鞘でみた収益率の比較資料「金融機関の将来にわたる収益構造の分析について」を配布し説明した。その内容として、市場規模について「全体として人口が減少するため、市場規模がプラスになる地域はなく、一部地域では10年あまりで地元市場の規模が3割近く縮小することになる」と述べてい...(続きを読む)
続きを読む: 地域金融機関の再編を促す金融庁の動きについて