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2014年・女性のつどい<金融労連>

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広島市で「平和について考えよう」

2014年10月11日から12日にかけて、広島市において「金融労連2014年女性のつどい」が 開かれ、全国から21人が参加しました。

はじめに金融労連・佐藤副委員長が主催者を代表して「原爆が落とされてから今年で69年、来年は70年ということで色々な催しがあると思います。一足早く平和について考えてもらいたいと、ここ広島を女性のつどいの会場として選びました。折角ここ広島まで来たのですから、大いに経験し学んで頂き、家庭・職場に持ち帰りそれを活かしてもらいたいと思います」と挨拶しました。


被爆者として「今を生きている人々に伝えたい」

続いての講演では、6歳で被爆した畠山裕子さんが、原爆が落とされた時、家族・友人・周りの大人がどのような状況であったかを、本人が今思い山しても涙が出てしまうことを、「今を生きている人々に伝えたい」との思いから話されました。

何年間も畠山さんは、被爆者であることがわかると嫁にも行けないと言われ、ずっと人に話さずにいたのですが、被爆で苦しみ、多くの方が亡くなるのを見てきて、いま話さなければと考え、語り部になったそうです。

 

参加者から「知らなかった」「勉強になった」

実体験に基づくお話は、聞いている参加者の心にも響くもので、改めて現在の平和のありがたさを考えさせられた講演となりました。

講演会の後は、広島平和記念公園へ移動し、ボランティアガイドさんによる説明をうけながら記念碑等の見学を行いました。

地元ガイドさんならではの、個人旅行なら知りえない話を織り交ぜながらの案内で、参加者から、「知らなかった」「勉強になった」との感想が寄せられました。

 

女性だけで「職場のこと」「自分のこと」を話し合える機会

「また来年も会いましょう」と!

夜の交流会は、会場近くの広島ならではの鉄板焼きのお店で、美味しいものを大いに食べて飲んで、さらにクイズ大会で景品をゲットし、おおいに盛り上がり交流しました。 

2日目の分散会では日頃の職場状況や自分のことなどを出し合って、他の職場ではどうなのか意見を交換し、言いたいことを言える分散会となりました。

最後の全体会では、各分散会の報告があり、「また来年も会いましょう」と、閉会の挨拶で終了しました。日頃は女性だけで、職場のこと、自分のことを話す機会は、ほとんどないと思います。ぜひ次回は多くの力の参加をお待ちしております。

(機関紙「金融労連」第194号を引用させていただきました)

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