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新入行員のみなさんへのメッセージ

大切に思うこと二つ「物事の本質を見る」「自分の意見を持つ」

4月に入行されたみなさんへのお祝いを申し上げるともに、同じ滋賀銀行で働く仲間の一人として思うところをメッセージとして贈りたいと思います。

 私が特に大切だと思うことが2つあります。それは、①物事の本質を見ること、②自分自身の考え方や意見を持つこと、です。もっとも、それらを行うことは、そんなに簡単なことではないでしょう。しかし、長い年月の間にはいろいろ困難にぶつかる場面もたくさん出てきます。そうした場面を乗り切る時に必要なことだと思います。

私たちは銀行にある多くの規定に基づいて業務を進めていきます。ただ、規定は必ずしも万能ではありませんから、規定に記載されていない処理が求められた時は、規定の本質(=考え方)を応用して対応しなければなりません。それぞれの規定には基本となる考え方が必ずありますから、そうした本質を踏まえることが大事なことです。銀行の業務以外に新聞を読まれる時などにも、記事のもつ本質を見抜くことは必要だと思います。

労働組合は 生きがい・働きがいを支援するための組織

 次に、本質を見抜いてもそれだけでは物事は進みません。業務を行うには自分の考え方や意見を持つことが大切です。当たり前のことですが、慌てたりするとつい人に頼りがちになります。そうした時でも落ち着いて自分の考えを表明することが必要な場面も必ず来ると思います。

最後に、長い銀行員生活のなかでいろいろ嫌なこともたくさんあると思います。そのような時は、やけを起こさず周りの先輩や私たちに相談してください。労働組合はみなさんの生きがい・働きがいを支援するための組織でもあります。組合が違っても出来ることはさせていただきます。これからのみなさんの奮闘を祈念しましてメッセージと致します。

「波紋」2012年4月 第341号
滋賀銀行従業員組合 執行委員長 中島 康隆

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